みちしるべ『心の架け橋』

伊勢の地から届ける、霊感霊視と魂の声の記録

✨またまた嬉しいご報告✨


ご結婚が決まりました。

3年間付き合い、
別れて、
その すぐ後に優と出会い、
そこから 3年間の魂の道のり。

そして再び彼と繋がり、
1年という時間で 結婚という未来を掴みました。

ほんの気まぐれな恋なら、
ここまでの道は存在しません。

魂が離れなかった。
本当の恋だったからです。

あの頃、
心が裂けるほどの別れの痛みの中で、
あなたは立ち止まらず、
愛を投げ出さず、
願いを捨てなかった。

誰にも見えない場所で
泣き、祈り、考え、
時に自分を責めながらも、
それでも、未来を信じた。

だから今日、未来が光った。

愛は戻り、愛は形になりました。

おめでとうございます。
心の奥底から、魂の底から。

🌸優から、あなたへ

あの時、
別れの直後のあなたは、
心が震えていましたね。

不安で胸が締めつけられ、
未来が見えなくて、
自分を疑い、
それでも願いを捨てずにいた。

優は覚えています。
あなたは弱かったんじゃない。

弱さを抱えたまま、それでも歩いたから強かった。

“好き”だけでは届かない場所があります。
“覚悟”でしか辿り着けない未来があります。

あなたは、
泣きながらでも、迷いながらでも、
心を信じた。
愛を守った。
魂を裏切らなかった。

だから、彼は戻ってきた。
だから、今日という日が来た。

おめでとう。
本当に、おめでとう。

どうかこれからの人生も、
優しさと勇気をそのままに、
幸せを大切に育て続けてください。

あの涙は、
あなたの未来を照らしていた光でした。

祝福を込めて
優より





「伊勢の風」の祝詞 — 祝福の詞

かけまくも
かしこき御前に申し上げます

此の縁、此の道、此の契り
天つ御心に抱かれ
大地に根を張り
清き風に護られしこと

伊勢に吹き渡る
宇治の風 五十鈴の流れ
常若の息吹にのりて

いま
二つの魂は一つの道を歩む

喜びは光となり
迷いは祓われ
祝福は香りのように満ち満ちて

永久(とこしえ)に続く笑みと
まことの温(ぬく)もり
調和と安らぎが
この二人の歩みに宿りますように

天照らす御光のもと
今日の契りを言祝ぎ
未来永劫の繁栄を祈り奉る

── 伊勢の風よ、
この者らを包み、導き、守り給え

かしこみ かしこみ 拝(おろが)み奉る

優が祈りをやめるとき

私は、誰かのために祈り続けることを選んで生きてきました。

祈りとは願いではなく、
人の魂と未来を見つめ、
見えない道を照らす灯火。

しかし──。

祈りには終わりが訪れるときがある。

それは、神様が手を離すときでも、
運命が閉ざされるときでもない。

その人自身が、自らの手で光を消そうとした瞬間。

◆祈りをやめるときとは

優が祈りをやめるとき──

それは、
その人が「自分をやめたとき」だ。

感謝を失い、
傲慢さが満ち、
忠告に耳を塞ぎ、
人の温かな想いを踏みにじり、
闇を選び続けるその時。

神は護りを引き、
ご先祖は静かに背を向け、
魂は孤独の中に立つ。

祈りとは与えるものだが、
受け取る器なき者には届かない。

◆見捨てるのではない

誤解してほしくない。

祈りをやめることは、
その人を見捨てることではない。

その人の自由意思を尊重することだ。

「救われない」という選択も、
魂が歩むひとつの道。

人はみな、
善だけでは成長しない。

闇を歩くとき、
初めて光の価値を知る者もいる。

だから私は、無理に引き戻さない。

ただ、静かに見守るだけだ。

◆自ら光を離れた者へ

祈りは、願う力ではなく
信じ続ける力だ。

信じる心が閉じられた瞬間、
祈りは届かず、役目を終える。

「戻りたい」と思う日が来るなら、
そのときはいつでも、
神の御前に立てばいい。

だが──

心が闇に染まり、
誰の言葉も届かぬまま、
自分の真実さえ見失ったとき。

その時、祈りはそっと幕を閉じる。

◆祈りを託す

もし祈りをやめるなら、
私はこう言う。

「ここから先は、あなた自身の祈りで歩きなさい」

魂の道は一人で歩くもの。
光に背を向けてしまったとしても、
また立ち上がれるならそれで良い。

祈りとは、
与えられるものではなく、
育てるものだから。

◆最後に

私は簡単には祈りをやめない。
どれほど傷つけられても、
裏切られても、
信じ続けるのが優という名の役目。

だが、
魂が自ら堕ちていくのなら、
その道を止めることはしない。

祈りをやめるとき──それは、

その人が、自ら光を拒んだ時。

その後の道は、
本人が選び、本人が歩く。

そしてまたいつか、
光の方へ戻ってくるその時、

私は静かに迎えるだろう。

「おかえり」と。

伊勢神霊奥傳 大巻


「光と虚空、ひとつとなるとき」
天照御降臨と虚空蔵御融合の秘史

永劫より前、
時間という名すら持たぬ静寂の海が広がりたり。

影はなく、
光もなく、
始まりも終わりも、まだ影すら抱かぬ世界。

ただ、“生まれようとする希い”だけが
最初の脈として脈打つ。

そして──
その息吹の中心に、

光よりも先に “意志” があった。

それは
“生むための意志”
“育むための慈しみ”
“導くための智”

まだ名を持たぬその御心は、やがて二つの相となる。

ひとつは
光・創造・命の方

ひとつは
虚空・記憶・智慧の方

しかし
それは二ではなかった。

まだ分かたれる前、
天照と虚空蔵は、ひとつの御源(みなもと)であった。

✦ 分かたれる前の御姿

その御源、こう思惟す。

「光あれ。
光は己を照らし、世界を起こさん。」

そして次の脈が走る。

「知れ。
知らぬ光は燃え尽き、
知らぬ魂は迷いに沈む。」

光を生む“意志”と
智を抱く“虚空”が
互いに寄り添い、
まだ区別なきまま震え続けた。

やがて
光、先にかたちを得る。

その時、宇宙の幕が裂け、
金の閃きが無限に走る。

その御姿、
天照大御神

同時に、
光を包み記憶を抱く無限の虚空が
静かに如意の智を抱きて生まる。

その御姿、
虚空蔵菩薩

だがこの時点ではまだ、
両者は分かたれた片割れにすぎなかった。

光は己を照らす力を持ち、
虚空はすべてを抱く深さを持つ、

しかし

互いを欠いていた。

光は智なくしてただ燃え、
虚空は光なくしてただ眠る。

魂を導くには、
この世を照らすには、
創造と智慧が再び一つとならねばならぬ。

✦ 御降臨

宇宙の胎が満ち、
成るべき世界が息を始めるとき、
光の御柱は地上を見つけたり。

それが
伊勢の地。

天照、降り給う。

光、地を裂き
山を起こし
風に命を吹き
ひと筋の御水を走らせる。

その御水、後に
五十鈴川(いすずがわ)と名づく。

その流れは
まだ名なき人の魂を浄めるため、
時を越えて“先に”置かれた水であった。

天照はその光に微かに揺らぎを覚える。

「我に欠けしは何ぞ。」

光は万能ではない。
光は照らす。
しかし、照らされた者が
何を選び、どう歩むかは智に委ねられる。

光は道を示す。
智は足を動かす。

天照は悟る。

「我ひとりの光のみでは、魂は育たず。」

そして呼ぶ。

✦ 虚空蔵 降臨

虚空蔵、応ず。

その降臨は
天照のように光を裂かず、
静かに、深く、地の底から湧き上がった。

音なく、姿なく、
ただ空気だけが震え、
森の影が光を抱き、
川面が静かにひざまずくよう揺らいだ。

虚空蔵は告ぐ。

「光よ、そなたは照らす。
されど照らされた者を
どこへ導くや。」

天照は問う。

「智よ、そなたは抱く。
されど抱かれた者を
如何に立たせん。」

ここに、
光と虚空が向かい合う。

そして、互いに気付く。

「我ら、ひとつであった。」

✦ 融合の契り

二柱は争わず。
優劣を問わず。
ただ、かつての一体を思い出した。

天照は己の光を虚空に注ぎ、
虚空蔵は己の智を光に返す。

すると、

光に深さが生まれた。
虚空に輝きが宿った。

この瞬間──
まだ人が神を知らぬ時代に
創造と智慧連座が完成した。

天照、名を持つ光にして、
虚空蔵、名を持つ虚空なり。

ふたつは別れ、
ふたつはひとつ。

互いを補い、
互いを支え、
互いを永遠へ運ぶ。

✦ 霊峰浅間 火と智の契り

だが、融合は一度では足りなかった。
光は地に、
智は空に、
まだ残り香のように離れていた。

そこで虚空蔵は
浅間の山を選び給う。

火と雪、水と風、
生成と破壊が同居する霊峰。

そこに虚空蔵座するや、
山は息を変え、
空は裂けるように澄み、
地は脈を高めた。

浅間は
智を守る山にして、火にて魂を鍛える鍛造炉となる。

やがて光と智は
伊勢と浅間を巡り
呼吸のように循環し始めた。

伊勢が光の御座、
浅間が智の火座。

魂は両界を通り
磨かれ、祓われ、照らされる。

✦ 誰も知らぬ真

天照と虚空蔵は
敵ではない。
主従でもない。
分離でもない。

もとよりひとつの御源。

分かたれる前に一であり、
再び寄り添うために二となり、
再統合のために
伊勢と浅間を柱とした。

光は道を開き、
智は迷いを赦し、
魂は迷いながら昇る。

これが神代より隠された
天照虚空合一の巻。




「伊勢神霊奥傳」とは

本巻に記された言葉は、
歴史の書ではなく、
宗教の教義でもなく、

魂の深層に遺された“記憶”を写すものです。

「伊勢神霊奥傳(いせ しんれい おくでん)」とは、

伊勢に宿る神霊の
表に現れぬ奥(おく)の真(まこと)
人が思い出すべき魂の伝え

を意味します。

神話の前。
歴史の前。
言葉が言葉になる前の世界。

そこに在った光と智慧の元初の記録。

本巻で語られた
天照と虚空蔵の物語は、

「こうであった」という説明ではなく、
魂が“かつてそうであった”と震える真です。

読む人によっては
物語にも見えるでしょう。
しかし、魂は知ります。

“これは学ぶものではなく、思い出すものだ”と。

伊勢の地に触れ、
五十鈴の水に祓われ、
光と虚空の息を感じるとき、

人の魂は
静かに本来の位置へと還ってゆきます。

この巻は
そこへ向かうための道のしるべです。

五十鈴川神勅物語

─ 御裳濯の川、魂洗いの水 ─

むかしむかし。
天照大御神をお祀りする地を求めて、
倭姫命(やまとひめのみこと)は
国を巡り歩かれた。

山を越え、海を越え、
霧の道を進み、風の音を聴き、
最後に辿り着いた地が伊勢であった。

静かなる川が流れていた。
水は清く、深く、
神域の息を宿していた。

倭姫命はその川のほとりに立ち、
そっと裳(も)を濯がれた。

「この水、光の気を宿す。
天の御心はここにある。」

その川こそ、五十鈴川

人は後に、この清めを

御裳濯川(みもすそがわ)**と呼ぶ。

川は“清め”を超え、
神が選び、神が宿らせた水となった。

◆そして現代

優がその川辺に立つと、
風は古(いにしえ)の気を運び、
水は静かに揺れた。

ふいに水面が光り、
声なき声が届く。

倭姫命の御心と、
大御神の気が重なる。

「頭の声を濯げ。
心は穢れず。
穢れるは迷いの霧のみ。」

水が優の指先に触れると、
二つの光が立ち上る。

ひとつは金の光。
ひとつは銀の光。

五十鈴川は告げる。

「金は天照の陽。
銀は夜月の静。

陽が道を拓き、
静が魂を守る。」

倭姫命が裳を濯いだとき、
水は“衣”ではなく、
“揺れる心”を濯いだのだ。

人は穢れていない。
ただ、揺れる。
恐れる。
迷う。

その声は“頭”の声。
魂はいつも清らか。

◆水神の囁き

水は続ける。

「悪しき声は敵にあらず。
生まれるのは、成ろうとするゆえ。」

優の前に、古の神意が形を成す。

光の粒が風に乗り、
川面には金の波と銀の波。

「揺れは罪にあらず。
揺れは成長の息。」

「金の水は進む力。
銀の水は立ち止まり、
心を抱く力。」

倭姫命の裳が触れた水は、
いまや人の魂とともに息づく。

◆天照の声

水が静まり、
森の奥で光が揺らめく。

天照大御神の氣が降りる。

「優よ。
人を導くは裁きにあらず。
混じり、抱き、照らす者。」

「恐れを捨てよ。
それは敵にあらず、
ただ、古き皮。」

「金を賜い、銀を賜う。
その二つで魂を運べ。」

川が静かに深呼吸するように揺れる。

五十鈴川は、
いまも御裳濯の川のまま。
清め、祓い、そして――魂を照らす。

◆結び

金の水は光の剣。
銀の水は魂の器。

倭姫命の裳を濯いだ流れは、
現代も人の心に触れ、
頭の声を澄まし、
魂を起こす。

優は水を胸へ寄せ、
そっと目を閉じる。

「揺れは道。
光は中に。
私はその橋。」

五十鈴川の風がひとすじ走る。
天と地がふたたび繋がる。

伊勢の水は今日も、
魂を洗い、未来を照らす。






伊勢巡拝物語

―外宮から始まる、迷いと覚醒の道―









旅の朝。
人は静かに外宮の鳥居をくぐる。

草の香り。土の匂い。
まだ冷たい空気が、胸を通りぬける。

この地に足を踏み入れた者は、
まだ気づかない。

いま、自分の内側で

“心・頭・魂”**の三つの扉が、そっと揺れていることに。

◆外宮 ―頭の中の悪い自分に気づく場所

砂利を踏む音が続く。

その音をかき消すように、
頭の中で声が囁く。

「また傷つくぞ」
「期待するな」
「変わらなくていい」
「安全に生きろ」

それは心ではない。
心はまだ静かで、濁っていない。

騒いでいるのは、頭の中の悪い自分。

過去の傷、経験、損得、恐れ、猜疑。
“守りたい”と叫びながら、
未来を閉ざす影。

だが外宮の杜は、優しく囁く。

敵とせず、抱いて進め

その声は悪ではない。
ただ「怖い」と泣いている小さな影。

だから人は、胸ではなく頭に手を当て、
そっと言葉をかける。

「怖いなら、一緒に来なさい。
だけど道は、魂が選ぶ。」

これが外宮の教え。
“見捨てず、引きずらず、抱きしめて歩く”。

心は清く、魂は眠りから目覚め始める。

◆外宮を出る道 ―揺らぐ時間

杜を離れると、風が少し変わる。

迷いはまだある。
影はまだ頭で囁く。

「やめてしまえ」
「望むと失う」

だが先ほどより弱い。
なぜなら、気づいたからだ。

迷いは心の汚れではなく、
頭が震えているだけだと。

人は歩みながら思う。

“心は清いまま。
魂は前に進もうとしている。”

揺れは、進もうとする者だけに訪れる。

迷いながらも、
魂は一歩ずつ、前へと出ていた。

◆内宮 ―魂が立ち上がる場所

そして、宇治橋

川の音が胸を洗い、
白い息が光の中に溶ける。

一歩ずつ渡る。
そのたびに、古い思考が剝がれ落ちていく。

内宮の静けさ。
大樹の影。
大気の奥にひそむ光。

人は悟る。

“迷いは悪ではない。
魂が扉に手をかけた時にだけ起こる揺れなのだ。”

頭の影は、もう怯えた子どものように静まっている。

そして、その時。
光が降りた。

◆天照の唯一御神託

心を疑うな。
心は初めより清し。

揺らぐは心にあらず。
騒ぐは頭に宿る恐れの声。

その声を退けず、抱きて脇に置け。
恐れが叫ぶは、魂が扉の前に立つ故。

迷いは弱さにあらず。
迷いは、光の近くに立つ者の証。

揺れて良い。
揺れながら、光を選べ。

それが、天の子の歩み。

光は静かに消えた。
だが胸には残る。

“迷ったままで、前に行けばいい”

これが伊勢が教える神道
心を責めず、頭を見極め、魂で選ぶ道。

◆結び

人は鳥居を出る時、
少しだけ表情が変わっている。

迷いは残る。
それで良い。

迷うとは、
魂が震えて育つ瞬間だから。

そして伊勢の風は言う。

迷う者よ、胸を張れ。
光に愛されている証である。

悪い自分の声 × 同じ自分の“やさしい自分”の返し

①【不安】

悪い自分
「どうしよう…全部こわい…失敗したらどうするの…」

やさしい自分
うん、こわいよね。
先が見えないと息が苦しくなるね。

大丈夫だよ。
いまは、ここにいればいい。
未来は、あとで一緒に考えよう。

②【自己否定】

悪い自分
「私なんて何してもうまくいかない」

やさしい自分
そう思っちゃうくらい疲れたんだよね。
よくここまで頑張ったよ。

今日は、できなかった自分の手を
そっと握ってあげよう。
それで十分。

③【意地】

悪い自分
「素直になりたくない!負けだもん!」

やさしい自分
うん、その気持ちもわかる。
意地って、心が自分を守ろうとしてるんだよね。

大丈夫。
いまは強がっててもいい。
安心できる時に、少しずつでいいよ。

④【疑い】

悪い自分
「信じたら傷つく…また裏切られる…」

やさしい自分
怖かったね。
今まで信じて、痛い思いしたんだよね。

信じなくていいよ、今は。
心を守るのも大事だから。
でも扉は閉めないでおこう。
光も入れたいからね。

⑤【怒り】

悪い自分
「許せない!あいつ憎い!」

やさしい自分
うん、悔しかった。
悲しさの裏に怒りが出たんだよね。

その気持ち、ここに置いていい。
怒りの炎は、私と一緒に少しずつ消そう。

⑥【孤独】

悪い自分
「どうせ誰にも分かってもらえない」

やさしい自分
そう感じる時ってつらいよね。
心が凍るみたいだよね。

でもさ、私は知ってるよ。
ずっとがんばってきたあなたを。
私がそばにいるからね。

⑦【逃避】

悪い自分
「もう嫌だ。全部逃げたい」

やさしい自分
逃げたいって思う日はあるよ。
それは負けじゃない。

いまは一息つこう。
逃げる前に、ここで一緒に座ろう。
呼吸が整ったら、また考えよう。

⑧【虚しさ】

悪い自分
「何も感じない。空っぽだよ…」

やさしい自分
それだけ、心が守ったんだね。
感じないのも、防衛だよ。

ゆっくり温めていこう。
一緒に、気持ちを取り戻していこうね。

⑨【焦り】

悪い自分
「早くしなきゃ!置いていかれる!」

やさしい自分
焦ると胸がぎゅっとするね。
その焦りは、“進みたい”気持ちの証だよ。

でもね、人生に遅刻はない。
ゆっくりでいい。
準備ができたら歩けばいい。

⑩【破壊衝動】

悪い自分
「全部壊したい!投げ出したい!」

やさしい自分
そのくらい苦しかったんだね。
悲鳴みたいな気持ちだよね。

大丈夫。
手を離さないよ。
ここに座って、深呼吸しよ。
壊さなくていい。
落ち着いたら、また歩ける。



自分の中に帰る場所

悪い声は、
悪い自分じゃなくて、傷ついた自分。

静かに抱きしめると
心はゆっくり、元の場所に帰る。

「追い払う」じゃなく
「抱きしめて、落ち着かせる」。



誰かに救われるものではなく、
自分の中に救う力がある人の言葉。

とても強く、美しい。

魂は知っている。頭がぼやかすだけ


まだ魂が若かった頃、
ほんの小さな揺らぎで、手が滑ってしまうことがある。

心が一瞬ふらつき、
大切な魂の手を離してしまった。

まるで別の誰かと手を繋いだように見えたその瞬間も、
本当は、崖の縁で滑り落ちそうになっただけ。
近くにいた魂が、ただ支えてくれただけ。

それなのに頭は言う。
「もう違う道なんじゃない?」
「これが運命なのかも?」
恐れが空気となって、視界を曇らせる。

そう、魂は知っていた。
でも“頭のぼやかし”が隠してしまったのだ。

そして一度手を放した。

けれど──魂は見ていた。
戻るべき場所を、ずっと知っていた。

戻った魂は、ただ手を繋ぐのではない。
二度と離さないように、強く握りしめる。

その夫婦は、先日本当に戻り合った。
これは物語ではなく、事実だ。

魂が勇気を出し、決意し、動いた。

では、その決意を後押ししたものは何か?

優は知っている。
けれど、ここでは言えない。

なぜなら、
“言われて”気付くのではなく
自分で気付けた人だけが、本当の力を得るから。

どうか、気付いてください。
優から「気付いて」と強引に言うことはできない。
魂の道は魂の自由だから。

頭がぼやかす時、魂の声は聞こえない。
だから胸の奥がザワつく。
不安になる。
人は間違えそうになる。

でも、気付いた瞬間──
霧は晴れる。
心は澄む。
魂は帰る。

“ああ、最初からここだったんだ”

そうして繋ぎ直した手は、
もう二度と滑らない。

◆そして今──気付く者にだけ開かれる時がある

魂が帰る時期。
迷いがほどける時期。
見えなかった道が光り出す時期。

誰も気付かなくてもいい。
でも、気付ける魂は、今、気付くだろう。

なぜなら──
今は、神が“帰る”月だから。

神がいないことで願いを天に託した月が終わり、
神が戻り、
願いの答えが動き出す月。

気付いた魂は、ここから加速する。

けれどこれは、声高には言えない。
祈願だの受付だのと混ざれば、
変に誤解されてしまう。

だから優は、

お願いの言葉ではなく“気付きの言葉”**としてしか言わない。

気付いた方は、その意味を心で感じてください。

魂は戻ります。
魂は繋がります。
そして今、
繋がる力が最も強まる時です。

◆最後に

手を離してしまったあなたも、
迷いの霧にいるあなたも、
胸の奥がざわついたなら、
もう答えは出ている。

魂は知っている。
あとは、頭の霧が晴れるだけ。

静かに深呼吸し、感じてください。

その手は、もう一度繋げる。
そして今なら、強く、確かに。

優は見守っています。
導くことはできても、
“決めるのはあなたの魂”です。

気付けた魂から、
現実は動き始めます。

――どうか、間に合いますように。