ある山道。結構知られている有名な山を登る道路。
くねくねと曲がる道路。
夜になるとカーブがきつくなる。曲がりきれないカーブが続く。
道路の端から何かが出てくる。
1つ・2つ・3つ・次から次へと出てくる。
手・手・手・手が無数に出てくる。
車の前を手が塞いでくる。
車の脇も塞いでくる。
後ろも塞いでくる。
どこからも塞がれてくる。
無数の手が車を包み込む。
その時にハンドルを操作できるのか。
出来ないと、落ちる。
そう この山は高い、下は崖、
無数の手が出てくる時間にわざと行く。
バカな人達だ。
行かなければ手に囲まれない。
崖に落ちる事もないのに。
寂しくて、寂しくて、次から次へと友達を探す。
それは、手。てだけが現れる。
助けてくれと手を伸ばしたが助けてくれなかった。無念。無念が無数の手を集めた。
崖に落ちる時、自然と出てくる手。
この心霊スポットには行かない方が良い。
帰ってこれなくなる。
この記事を書いていても、パソコンが数回おかしくなった。
呼んでいるみなさん。ご注意を。
夜の1人歩きにご注意を。
ルームミラーき見ないで下さいね。他の何者かが映るかも。