えっ えっ えっ 何するの。
これは、数日前の彼女の声。
デートと言うか、ただの食事。
2人は恋人ではない。
しかし、友達としては長い付き合い。
今日も2人は食事に。
でも、今日の彼は違った。いつもならラーメン屋さんとか、良くてもそば屋さん。麺類が好きで他には連れて行ってはくれない彼。
今日は、ファミリーレストランに! わぁ~一杯だ! と言う事で、焼肉屋さんへ!
初めての焼肉屋さん。彼の財布を心配する私。だって彼はお金がないのです。
でも、なぜか 目がランランとしている。私は嫌な気配を感じた。
でも、焼き肉は美味しくて、2人で楽しく沢山食べました。
お代は彼が全部払うと言うのでご馳走になりました。
えっ えっ なにするの
分かりましたか。彼は狙っていた。今日私を食べてしまおうと狙っていた。恋人でもないのに!
狙ってきた彼に対して!
『えっ えっ なにするの』 と言いながらも身を委ねてしまう私。
あっっぁ 私って駄目な女。
本当は彼が大好きな私。これで結ばれる。
彼は、そっーと私に俺の女になってくれ。だって。
私は『うん』と頷いたのです。
これは、彼女の夢の話。 正夢になりますように!