私に見えた映画と言いますか、伝わって来た画像と音声。
内容は少し違うかもしれませんが、そして、名前は私が分かりやすくするのに付けて見ました。
だれかが現実となる。あなたかも。。。。
海に囲まれた離れ小島。その島には古びた教会と、小さな庭を手入れしながら暮らす一人の男性が住んでいました。彼の名前は翔太。都会の喧騒から逃れてこの島に移り住んでから10年、彼はひたすら自然と向き合いながら、穏やかな日々を過ごしていました。
その彼を支えていたのは、遥か彼方の本土にいる恋人、美咲でした。二人は大学時代に出会い、離れた今でも週に一度は手紙を交換し合っていました。メールやSNSが当たり前の時代に、あえて手書きの手紙を送り合うことで、二人の絆は深まっていったのです。
美咲は街の図書館で働きながら、翔太がいつか自分の元に戻ってくる日を心待ちにしていました。しかし、翔太はいつまで経ってもプロポーズの言葉を口にしませんでした。それどころか、自分の未来についてもあまり語らない彼に、美咲は次第に不安を抱くようになっていきます。
ある日のこと、美咲は手紙の中にこう綴りました。
「翔太、あなたは私にとってかけがえのない存在。でも、あなたが何を考え、どんな未来を描いているのかが分からないとき、私は不安になるの。あなたの夢と私の夢、二人で一緒に描ける未来があるなら教えてほしい。」
その手紙が届いた日、翔太は深く考えました。彼が島に移り住んだのは、都会でのストレスや過去の失敗から逃げたかったからでした。しかし、美咲との時間を思い返すうちに、自分が本当に大切にしたいものは何かに気づいたのです。
数週間後、美咲の元に一通の小包が届きました。その中には翔太の手紙と、手作りのペンダントが入っていました。ペンダントには小さな鍵が付いていて、手紙にはこう書かれていました。
「美咲へ
君がいなければ、僕の未来は暗闇のままだった。君がくれた安心と希望を胸に、僕はもう一度自分の足で歩き出すことにした。
このペンダントは、僕の決意の証だ。この鍵を持って、僕の島に来てほしい。そして、一緒に新しい扉を開こう。
翔太」
美咲はその手紙を読み、涙を流しました。翔太が初めて未来への覚悟を示してくれたことが、彼女にとって何よりの喜びでした。
数日後、美咲はペンダントの鍵を手に島を訪れました。翔太は教会の前で待っていて、彼女を迎えると小さな木の箱を取り出しました。彼女が鍵を差し込むと、中には美しい指輪が入っていました。
「美咲、僕と結婚してください。」
彼の言葉に、美咲は深く頷きました。その島の教会で、二人は新たな約束を交わしました。
離れ小島と本土を隔てていたのは、ただの海ではありませんでした。それは、二人の心が向き合うまでの時間だったのです。その時間を乗り越えた先には、確かな愛と未来が待っていました。
