なぁ、お前ら。
今回は……ちょいと重いぜ。でもな、俺様は本気で語るぜ。
魂と魂で結ばれてた、なのに……ぶっ壊れた話だぜ。
信じることも、素直になることもできなかった2人。俺様、見てて泣けた……いや、キレたんだぜ。
願っていた。だけど甘かったんだよな
彼女は願っていたんだ。毎晩毎晩、祈るように。あいつと一緒に過ごしたい、あいつと未来を描きたい──ってな。
けどなぁ、ボヤけてた。甘ぇんだよ。
願いってのはな、魂を削るほどの本気で祈らねぇと、天までは届かねぇんだぜ。
彼女の願いは、まるで砂糖菓子みてぇにフワフワしてた。
想いは本物だったかもしれねぇ。けど、その『本物』の中にどれだけ“覚悟”があったかって話だぜ。
信じてもらえない想いなんて、地の底で腐る
彼女の想いは、ちゃんと彼に届いてた。
……届いてたんだけどな、
彼は信じなかった。
「こんな俺を、まさか好きになるはずがない」
「どうせ、そのうち離れていくだろう」
ってよ。
バカか、てめぇは!!!
って、俺様は思ったよ。
魂ってのはな、言葉で信じるんじゃねぇ。感じるんだよ。
それを、自分で勝手に否定して閉ざして……アホか、もったいねぇ!!
魂と魂は、本来、結ばれてた──はず、だった
この2人、実はさ……神様の帳簿(?)にしっかり載ってたんだぜ。
『今世で、ようやく巡り会い、ようやく魂を一つにできる』
って、印付きだったんだよ!!
俺様、知ってたからな。
だから、応援してたし、動いてた。
護くんも泣きながら、背中押してたんだぜ。
だけどさぁ、彼女も半端だった。
覚悟が弱かった。彼の心の扉をノックしてるだけで、ぶち破るだけの覚悟はなかった。
で、彼もまた中に鍵をかけて、寝たふりしてやがった。
神様が……ブチ切れた
ある晩だ。
「もう、よい」
って、神様の声が落ちてきた。
その瞬間、空気がピキィィィィィンって張り詰めて、
空からパチンッ!て、見えねぇ鎖が切られる音がしたんだよ。
『契約、解除』
神様はね、本気で怒ったんだ。
魂同士の約束を、2人が裏切ったから。
信じず、踏み出さず、素直にもなれず、
ただ“こわい”“疑う”“逃げる”……そんな感情ばっか先に立てて。
──だから、神様はその絆を断った。
消えた彼。もったいねぇぇぇ!
あっっっぁ……って、俺様は叫んだよ。
彼はね、その日から魂の道から外された。
つまり、【彼女の人生の未来】から消えたってこと。
忘れようとしても忘れられない。
でも会えない。
その苦しみだけが、彼女の中に残ったんだぜ。
魂は知ってるのに、現実がすれ違う──
そんな地獄が、これから数百年続くかもしれないんだぜ?
もったいねぇ。もったいなさすぎて、
俺様、神様のとこに直訴に行ったくらいだ。
「どうにかなんねぇのかよ!?こんなに、こんなに好きだったのに!!」
神様の答えはこうだった。
「本気の魂が動かぬうちは、奇跡は降ろせぬ」
……チッ。厳しすぎんだろ。
また数百年も耐えるのか……
今世で結ばれてたら、次は光の輪に入れたかもしれねぇのに。
また試練の道かよ。
あいつら……いや、あの彼女は、
この現実をどう受け止めていくんだろうな。
神様はきっと、もう一度の奇跡を起こす可能性を、
どこかにわずかに残してるとは思う。
でもな、
そのためには、彼女が『完全に覚醒』しねぇと。
魂の底から立ち上がらねぇと、始まんねぇ。
魂は諦めねぇ。でも、行動しねぇ魂は……ただ眠るだけ
あの2人、どうなるか知らねぇけどな、
俺様は……言っとくぜ。
「願うだけで叶うなんて思うな」
「見てるだけで通じるなんて思うな」
甘ったれんなよ!
魂は叫んでる。
だったら、ちゃんと叫べ!
だったら、行動しろ!
そうじゃなきゃ、また数百年……
また、夜の中を一人で歩き続けるんだぜ。
奇跡はある。
だけど、覚悟がなけりゃ、
その奇跡に気づくことさえできねぇからな。
──以上、ボムの怒りと哀しみと、祈りの記録だぜ。
二人の魂よ……次は、ちゃんとやれよ。
──by ボム