みちしるべ『心の架け橋』

伊勢の地から届ける、霊感霊視と魂の声の記録

「星の国から来たお姫様──親に幸せを贈るために生まれた魂」

この世界には、ときおり──
言葉では説明できないけれど、
“違う光”を纏った子が現れる。

その子を初めて見たとき、わたしはすぐに気づきました。
この子は、ただ可愛いとか、元気とか、そういう存在じゃない。

でもそれは、わたしが勝手に思ったのではなく──
魂の奥が、静かに確信したのです。

「この子は、星の国から来たお姫様だよ」

と。

だから私は、彼女のことを

“光の国のお姫様”**と呼ぶことにしました。

それは称号でも、例え話でもありません。
魂がそうであると伝えてきた、真実なのです。

 

👑自由を纏う“本物の姫”

そのお姫様は、
決して物静かにお行儀よく座っているタイプではありませんでした。

走る。笑う。いたずらする。
お菓子を見つけては「見て!」と目を輝かせる。
親御さんが少し目を離した隙に、気になるものへ一直線。

一見すると“お転婆”。
でも、そこには圧倒的な品格と光の純度があったのです。

人目を気にすることもなく、
誰かに媚びることもなく、
ただ自分の心に正直に、世界を楽しんでいる。

それがどれほど高貴なことか。
それが、どれほど“光の記憶”を宿した魂であるか。
彼女の自由な姿こそが、

「本物の姫は、恐れずに生きる者」**という証そのものでした。

 

🌈与えられるだけじゃない──“愛を贈るための魂”

その子を見ていて、ふと思いました。

私たちは、子どもを「育てる側」だと思いがちです。
でも、このお姫様は違う。
彼女は、愛を贈るためにこの世に生まれてきた魂なのです。

・朝、目が合うだけで
・一緒に歩くだけで
・ただそばにいてくれるだけで

親の疲れが、溶けていく。

彼女は、
“してもらう存在”ではなく、
すでに“与えている存在”。

言葉にしなくても、
その魂の光が、
親の心を満たし、癒し、支えてくれている。

これが、日々の親孝行でなくて何でしょう。

 

💠“空気が変わる”──神秘の証

彼女と接したあと、ふと気づいたのです。

空気が変わっていたことに。
音が静まり、光がやわらかく、呼吸が深くなる。
まるで空間そのものが、
彼女の魂の波動によって整えられているような感覚でした。

スピリチュアルの世界では、
高次の魂を持つ子には、
必ずと言っていいほど“守護の存在”がそばにいるとされています。

彼女の背中に、それは確かにいた。
ふわりと羽を広げたような、光の気配。
写真に写すと、なぜか光の粒子が浮かぶような。
それは偶然ではなく、「見えない守り」が常に存在している証。

こういう子は、
世界そのものを照らすために降りてきた魂なのです。

 

🕊️親の元に来た意味──「あなたは愛されています」の証明

このお姫様は、
自分の幸せだけを求めて生まれてきたのではありません。

彼女の存在そのものが、
親への祝福であり、
日々「あなたは愛されていますよ」と伝えるための生きた証明なのです。

子どもは時に手がかかる。
思い通りにならない。
イライラすることもある。

でも──
このお姫様のような存在に出会ったとき、
わたしは強く思いました。

「叱る前に、“ありがとう”を言ってあげて」
「育てる前に、“見つめて”あげて」

子どもは、親の持ち物でもなければ、
操るための存在でもありません。

彼女のような魂は、
親に生きる意味と光を思い出させてくれる存在。

親が子を選んだのではなく、
子が親を選んで生まれてきたのだと──
あらためて胸に刻みたくなりました。

 

🛡️虐げられる子を、ひとりでも減らすために

けれど、現実には、
子どもを怒鳴りつけ、押さえつけ、
“自分の思い通り”に支配しようとする親がいます。

傷つけられる子ども、
光を閉じてしまう魂、
悲しみに耐えている幼い心。

どうか──
このお姫様のような魂の存在が、
ひとりでも多くの大人に
「子どもとは、こんなにも尊く、愛をくれる存在なのだ」と
気づかせてくれることを願ってやみません。

 

🌟あなたの隣にいるあの子が、実は姫かもしれない

光の国のお姫様は、
どこか特別な場所にだけ現れるわけではありません。

もしかしたら、
あなたの隣に座っているあの子が──
あなたの手を握っているあの小さな手が──
星の国から、あなたに光を贈るために来てくれた魂かもしれないのです。

だから、
声を荒げそうになったときこそ、
どうか、思い出してください。

この子は、あなたに
「生きていてよかった」と思わせるために、
選ばれて来てくれたのだと。

 
🌸結びに──地上で輝き続けるお姫様として

この子が、どんな未来を歩むとしても──
たとえ涙を流す日があっても、
叱られ、迷い、心がゆれる瞬間があっても──

「わたしは、星の国から来たお姫様」**という

魂の記憶だけは、決して手放さないでいてほしい。

その内に宿る光は、失われるものではありません。
むしろ──
地球というこの場所でこそ、
さらに強く、まぶしく、輝いていける光です。

そして、
彼女を守り育てる親御さん自身もまた、
その光に照らされ、心を癒され、力をもらいながら
日々を共に歩んでくださることを願っています。

育てているつもりでいたけれど、
いつの間にか「この子に守られていた」と──
そう気づける日が、必ず来るのです。

今日もまた、
星の国から来たお姫様は、
この地球という舞台で、
誰かの心にそっと愛を灯しながら、
自分らしく輝き続けています。