願いが叶った。
あの日、胸の奥で震えていた切ない想いは、ちゃんと届いた。
だから、今あなたは “進む道” の上に立っている。
だが――
忘れてはいけません。
願っている時の、あの苦しいほどの祈り。
涙が滲み、胸がちぎれそうで、
それでも信じようとした時間。
そして、
叶った瞬間の、あの感謝の心。
多くの人は、ここを見失います。
手に入れた途端、焦りが消え、安心し、
気づけば感謝の心まで、静かに遠のいていく。
その“忘れ”が魂を曇らせるのです。
願いは、叶った瞬間が終わりではありません。
そこから、守る時間が始まる。
感謝を忘れたとき、手にした縁や幸せは、音もなく薄れていきます。
それは罰ではなく――
自ら手放したという結果。
自業自得という言葉は、霊の世界では厳しく真実です。
どうかそうならないでください。
小さな感謝を忘れてしまった方へ、優しく、しかしはっきりと告げます。
今日、たった一言でもいい。
「ありがとうございます」
それだけで、魂はまた光を取り戻します。
しかし――
一度願いを叶えていただきながら、その感謝を忘れ、
自分に都合が悪くなった時だけ神や仏にすがる者の声は届きません。
感謝を捨てた祈りは、
光ではなく“欲”の叫びです。
欲の祈りに、天は応えません。
光なき願いは、ただ空に溶け、消えていく。
だからこそ、
願いを叶えたあとにも、
感謝を持ち続けた者だけが、
その願いを守り続けることができる。
あなたが今手にしている幸せは、
あなたの感謝で支えられています。
そして――
失ってから慌てて訪れる方々が、後を絶ちません。
愛も、縁も、未来も、崩れてからでは遅いのです。
どうか、お忘れなく。