役目を果たすということ ― 祈願具達の物語
祈願具達の手助けがあり、
祈願具の発売より少し前から、
ひと組の親子が、私・優のもとを訪れていました。
発売と同時に、
その親子は祈願具達を手に取りました。
それからの日々、
毎日、毎日、
必死に思いを届けていたそうです。
「どうか、この子が前を向けますように」
「どうか、この日々が終わりますように」
声にならない願いを、
祈願具達に託し続けていました。
先日、届いた報告
先日、その親御さんから連絡がありました。
「時間を作って、改めてお礼に伺います。
その前に、どうしても伝えたくて……」
そう前置きされた言葉のあとに、
私は、胸が熱くなる報告を受けました。
引きこもりだったお子さんが、
学校へ行けるようになった。
友達とも、外で遊べるようになった。
嘘のように、治った。
あれほど病院へ通い続けても、
変わらなかった日々が、
静かに、確かに、終わっていた。
「本当に、信じて良かったです」
その言葉が、
何よりも重く、尊く、胸に響きました。
祈願具達は、役目を知っている
私は思います。
これは、
祈願具達の成果なのだと。
恋愛のためだけではない。
人生のため、
魂のため、
必要な場所へ、必要な力を注ぐ。
祈願具達は、
自分たちの役目を知っている。
そして、
静かに、確実に、
その役目を果たしていく。
役目を終えるとき
祈願具達は、
永遠にそこに在り続ける存在ではありません。
役目を終えたとき、
その力は薄れ、
やがて消えていく。
それが、
祈願具達の運命なのだと、
私は感じています。
誰かの願いを背負い、
誰かの人生が動く瞬間に立ち会い、
そして、そっと姿を引く。
その在り方は、
とても静かで、
とても誇り高い。
ありがとう、祈願具達よ
私は、ただ嬉しい。
救われた親子がいること。
笑顔を取り戻した日常があること。
そして、
祈願具達がその一端を担えたこと。
ありがとう、祈願具達よ。
あなたたちは今日も、
自分たちの役目を知り、
誰かの人生を、そっと前へ進めている。