小さな幸せ ― それは先祖が必死に掴み取ってきてくれている
人は、
大きな願いばかりを見てしまいます。
もっと幸せに。
もっと愛されたい。
もっと満たされたい。
そうやって、
“まだ足りない”
を見続けてしまう。
ですが――
私は時々、
思うのです。
あなたが今日感じた、
その“小さな幸せ”。
実は、
あなた一人の力だけで
存在しているわけではないのだと。
不思議と助かった。
何故か守られた。
ギリギリで流れが変わった。
あと少しで壊れていたものが繋がった。
出会うはずのなかった人と出会った。
その裏側で――
見えない存在達が、
必死に動いている。
それが、
先祖です。
先祖は、
ただ空から見ているだけではありません。
あなたが少しでも幸せを感じられるように。
人生が完全に崩れないように。
心が壊れ切らないように。
愛を諦めてしまわないように。
人との縁が切れ過ぎないように。
必死に、
流れを繋ぎ続けている。
私は、
そう感じています。
愛する人が見つかった。
ずっと片思いだった心が、
少しずつ近づいた。
恋人になれた。
想いが通じた。
奇跡のような時間が訪れた。
人は、
それを
“偶然”
だと思うかもしれません。
ですが――
その出会いも。
そのタイミングも。
その流れも。
実は、
長い時間をかけて
見えない場所で繋がれてきたものなのです。
世界には、
数え切れないほど人がいる。
それなのに、
何故その人だったのか。
何故、
その人だけ特別だったのか。
そこには、
“縁”
があります。
そしてその縁には――
先祖達の想いも、
深く関わっている。
あなたが孤独だった時。
愛を諦めそうだった時。
「もう無理だ」
と思っていた時。
少しでも人生が温かくなるように。
少しでも笑える日が戻るように。
少しでも幸せへ向かうように。
先祖達は、
必死に流れを掴み取ろうとしていた。
だから――
愛する人と出会えた事。
想いが届いた事。
恋人になれた事。
今日も繋がっている事。
それは、
決して当たり前ではない。
本当にありがたい事なのです。
ですが人は、
幸せに慣れてしまう。
最初は、
連絡が来るだけで嬉しかった。
会えるだけで幸せだった。
笑ってくれるだけで涙が出るほど嬉しかった。
それなのに――
次第に欲が大きくなる。
もっと。
もっと。
不安。
疑い。
執着。
そして、
感謝を忘れていく。
けれど本当は、
今隣にいてくれる事。
繋がれている事。
想い合えている事。
それ自体が、
すでに奇跡なのです。
先祖の想いとは、
人間の思考で簡単に測れるものではありません。
「あなただけは守りたい」
「あなただけは幸せになって欲しい」
その想いで、
必死に動いている。
だから――
小さな幸せを感じた時ほど、
感謝を忘れてはいけない。
当たり前ではないのです。
今日、
穏やかに眠れる事も。
笑える事も。
誰かを愛せる事も。
誰かに愛される事も。
全て、
当たり前ではない。
もし今日、
少しでも心が温かかったなら。
少しでも幸せを感じたなら。
どうか、
心の中で伝えてみてください。
「ありがとう」
その言葉は――
愛する人へだけではなく。
あなたの幸せを願い、
必死に流れを繋ぎ続けてきた、
先祖達へも届いているのです。
