三重県伊勢市霊感霊視『心の架け橋』

伊勢の地から届ける、霊感霊視と魂の声の記録

真実とは

人は――

自分一人で、
人生を歩いていると思っています。

自分で悩み。

自分で苦しみ。

自分で決め。

自分で選び。

自分で生きていると。

ですが私は、
長年、
人の魂を見続けてきて思うのです。

本当に、
そうなのだろうか…と。

人には、
見えている人生があります。

ですがその奥には、
絶対に目には映らない“流れ”がある。

それが――

縦のライン。

そして、
横のライン。

縦のラインとは、
魂の流れです。

今世だけでは終わらない。

もっと奥。

もっと深い場所。

人として生まれる前から、
魂が持ち続けている流れ。

何故、
この人生なのか。

何故、
この家系なのか。

何故、
この人を愛したのか。

何故、
同じ苦しみを繰り返すのか。

何故、
逃げても逃げても、
また同じ場所へ戻されるのか。

その答えは、
思考では届かない場所にあります。

魂は、
知っているのです。

「今回、
 何を越える為に来たのか」を。

ですが人は、
生きれば生きるほど、
思考に覆われていく。

不安。

恐れ。

執着。

比較。

現実。

損得。

すると、
魂の声は静かになっていく。

ですが――

魂のラインは、
消えません。

どれだけ苦しくても。

どれだけ道を外しても。

どれだけ自分を嫌いになっても。

縦のラインは、
静かに、
その人を“本来の地点”へ戻そうとし続ける。

だから人生には、
説明出来ない引力がある。

「何故か気になる」

「何故か忘れられない」

「何故か離れられない」

「何故か戻ってしまう」

それは、
感情だけではありません。

魂のラインが、
動いているのです。

そしてもう一つ。

横のライン。

それは、
一族の流れ。

ご先祖の流れ。

血の流れ。

守り。

願い。

止め。

支え。

引継ぎ。

人は、
一人のようで一人ではない。

自分が笑う時。

自分が苦しむ時。

自分が人生を諦めかける時。

その後ろには、
何代もの想いが立っている。

そして時には――

横のラインは、
人生を止めます。

進ませない。

壊させない。

敢えて、
崩す。

敢えて、
終わらせる。

人はそれを、
不幸だと思う。

ですが違う場合がある。

「あのまま進めば、
 本当に壊れてしまう」

そう判断した時。

横のラインは、
強制的に流れを変える事がある。

だから人生には、
意味の分からない別れもある。

意味の分からない停止もある。

何故か進まない。

何故か崩れる。

何故か戻される。

ですがその裏側では――

縦のラインと、
横のラインが、
静かに交差している。

魂の目的。

一族の流れ。

その二つが、
一致する地点。

そこへ、
人は導かれているのです。

だから私は、
時々思うのです。

人は、
本当に一人で歩いているのだろうか…と。

苦しい時。

泣いている時。

誰にも分かってもらえない時。

「もう無理だ」

そう崩れ落ちそうな時ですら――

見えない場所では、
何かが必死に、
その人を守ろうとしている。

名前を知る必要はありません。

形を知る必要もありません。

ですが確かに――

あなたの魂のラインの“ひかり”を、
今もなお、
静かに見守り続けている存在が居る。

人は、
思考だけで生きているのではない。

もっと深い場所。

もっと静かな場所。

そこには、
今世だけでは終わらない流れが存在している。

そしてその流れは、
今日も静かに、
あなたを“本来の場所”へ戻そうとしているのです。