待っていた。彼のご先祖様達は守護霊様と待っていた。
だれを待っていた。決まっているではないか。彼女を待っていた。
『早く手を差し出して!』 甘えられなくて困っている。 男とはその様な者。早くこの子を包んで上げて。
そう伝えたくて、彼女を待っていたのです。
彼のご先祖様達は必死にチャンスを作った。
彼の後ろを思いっきり押して! チャンスを作った!
でも彼女は。
それでも彼のご先祖様達は次を期待しているそうです。
『あっっぁ また食事に誘ってデートとしたいな。思いっ切って誘おうかな』
い~えい、早く誘えよ! と彼のケツを蹴っ飛ばしているご先祖様達がいました。
どうなったかな? 彼は彼女を誘えたのかな?
『今年がラスト、早くしろよ!』 もうイライラしながら彼を引っ張ったり、蹴っ飛ばしたり、引きずったり、まぁ~彼をボコボコにしながらも必死なご先祖様達が暑さに負けず頑張っている。
彼は少しは変わった。彼女に届いたかな。彼の変化を。
色々と有りますが、お盆のできこ