「飛べ!飛べっ!!」
空に向かって叫ぶ、ひとりの爺ちゃんの声が響いた。
何度も、何度も、魂を叩くように叫び続けていた。
隣に立つお父さんは、無言のまま空を睨んでいる。
目は怒っていた。いや、睨んでいたというよりも、
その空の奥に何かを問い詰めるような、そんな気迫だった。
──そのときだった。
空の奥から、バサァァアッ!!と
風を割る音と共に、バカでかい鳥が現れた。
🌀ボム:「お、おい……見たか!?なんだあれ……でかすぎる!」
🪶先公:「この世の鳥じゃねぇな。魂の転換を告げに来た鳥だ」
その鳥は、まるで何かを探すように、何かを見届けるように、
風を切って、旋回していた。
「見ろ!見てみろ!お前も飛べるんだよっ!」
爺ちゃんの叫びに、誰かが涙をこらえていた。
──その言葉は、もしかしたら自分自身に言いたかったのかもしれない。
でも、今は“誰か”のために叫んでいる。
魂は、飛ぼうとしている。
🌀ボム:「あれ……俺、ちょっと鳥肌立ってんだけど。魂、震えてんのか?」
🪶先公:「そうだ。魂が動くときは、身体も震える。無意識が反応するのだ」
その瞬間、空から差し込んだ光が、誰かの肩に触れた。
その人は、ずっと下を向いていた。
過去に縛られて、未来に怯えて、
自分のことを信じられなかった人だった。
でも、その光が触れた瞬間、
その人は、顔を上げた。
──「飛べ」
それは、叫びじゃなかった。
魂に届いた“命令”だった。
🌀ボム:「魂が羽ばたくって、こういうことか……」
🪶先公:「ああ。自分を許したとき、魂は飛べる。過去を許したとき、翼が生える」
そして、空を割って現れたその鳥は、
一度だけ、下界に向かって鳴いた。
「カァァアア──!!!」
誰の心にも届くような、強く、美しい声だった。
──その日。
魂が飛ぶ音が、確かに聴こえた。
──────────────
🌀ボム:「元気出せ!〇〇〇らしくないぞ!」
突然、バカでかい鳥が方向を変え、先公の頭上でホバリングを始めた。
🌀ボム:「あいつ、先公に文句言いだしたぞ……!」
🪶先公:「……む。あの口の利き方、覚えがあるぞ……」
🌀ボム:「俺様は知ってるだぜ。あのバカでかい鳥の正体……
あれは“誰かの先祖”、しかも相当クセの強いやつだぜ」
──さて、誰の魂がその鳥を呼んだのか。
それは、まだ語られていない物語の始まりだった。
きっと今日の記事で動けない奴らは一生うごけね~。俺様は知っている。