雨が降りしきる中、梅雨、寒くはないが、雨に体が濡れるとは嫌なもの。
私は、じっーと待っていた。雨が体に当たる。冷たい、段々寒くなる。
お姉ちゃんは帰ってこない。いつ帰ってくるのかは分からない。
じっーと待つしかないのです。
数時間が過ぎた。
車の音がする。お姉ちゃんだ!
やったー!
お姉ちゃんのお家に行かなくっちゃ!
ニァー にゃあー 私は嬉しくて、嬉しくって!
お姉ちゃんの足元に体を寄せる。
お姉ちゃんは優しくて、雨でぬれている私の体を綺麗に拭いてくれる。
美味しいご飯もくれる。
私を撫でてくれる。
私の大好きなお姉ちゃん。
私は不幸の捨て猫から幸せなネコに返信している最中なのです。