彼は出張で山越えをする事となった。
1人で長い移動時間を運転する。
段々暗くなり、車は減った。
灯りの少ない田舎道。それも峠となってしまった。
峠を越えなければ目的地には行けない。
不気味な峠。 スピードは自然と上がったそうです。
物凄いスピードで接近して来たバイク。
追い越してはいかない。後ろにピッタリと付いている。
先に行って欲しくてスピードを緩めて抜いて行って貰おうとする。
でも、抜いてはいかない。不気味なバイク。
そして、長いトンネル。対向車は来ない。
心臓がバクバクとしてきた。
すると、トンネルの出口が見えた!
えっっっ! トンネルの中に人が立っている!
真ん中にいる。数人いる。どいてはくれない。
僕は車を止めた。すると後ろのバイクは消えた。
人も消えた。恐ろしくて車を走らせた!
忘れられない恐怖。
幽霊ってやつです。僕は見てしまった。それからです。
何か感じる。視えはしないけれど何かを感じる。
そして、可愛い幽霊とお友達になったのです。
僕の後ろにご先祖様のと一緒に付いている。僕を守ってくれている優しくて可愛いお化けちゃんなのです。
先生は悪い霊魂でないのでこのままで良いのではと言ってくれました。
先生は本当の事を知っていた。
本当は、昔、無念に天国へ行った幼馴染。お友達を見守りたいのですね。
彼の事が大好きだった彼女でした。
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